ボディデザインやレンジファインダーの構造を始めとする「M型ライカらしさ」を継ぎながら、ライブビュー機能や動画撮影など新たな機能も盛り込まれたLeica M Typ240は、ブライトフレームが採光式からLEDになっており、暗い場所でも日中でも鮮明に見える仕様になっていて、表示色も白色と赤色の2色から選べます。
新設されたフィルムモードが充実していて、通常の他にカラーではヴィヴィッドとスムース、白黒はで6種類のコントラストフィルターと2種類の調色が選べるようになりました。
シャッターボタンの操作感はM9時の3段階から2段階に変わったため押し心地は軽快で、スナップ派にはありがたいことに音も静かになりました。
連写速度は2コマ/秒から3コマ/秒になり、従来どおりの光学ファインダーとライブビューやEVFの使い分けができるのが特徴です。
Leica M Typ240 ブラック・ペイントは、Leicaらしいフィルムカメラの見た目をそのままに残したデジタルカメラです。
Leicaの伝統的なスタイルを貫きながらも新しさを感じさせる秘密は、高性能な機能にあるといえます。
というのも、Leica M Typ240 ブラック・ペイントにはフルサイズのCMOSセンサーが搭載されています。
高性能な画質処理エンジンに、LeicaMレンズが合わさることで、Leicaのフィルムカメラが得意としている自然で細部まで美しい描写力を、デジタルカメラでも実現しているのです。
さらに、Leica M-Systemでは初となるライブビュー機能も搭載しています。
このライブビューを使うと、レンズでとらえた画像を液晶モニターで確認しながらの撮影が可能です。
92万ドットの液晶を通して、露出やピントだけでなく色合いまでも正確に把握することができますので、現場で細かい調整をしながらの撮影シーンにも非常に適しています。
また、Leica M Typ240 には艶のあるブラック・ペイントの他に艶消しのブラック・クロームがあります。
真鍮の金色の下地の上に黒が塗装されているブラック・ペイントの人気は高く、使い込むたびエッジがこすれ、金色の下地が見えてくることで美しいLeicaに成長すると評判です。
Leica M Typ240 ブラック・ペイントは、高性能だけでなく見た目の格好良さからも高い評価を得ていますので常に高値で取引が行われています。
2013年に発売されたLeica M Typ240 シルバー・クロームでは、それまで正面にM8、M9などとつけられていたナンバリングのType表記が変わりシンプルな「M」のみになりました。
最大の特徴は、1080pフルハイビジョン動画撮影機能を搭載した点です。
それにより、Leica特有の描写性能が動画でも撮影可能になりました。
別売りのマルチファンクションハンドグリップMを使用すれば、テザー撮影も可能です。
液晶部分は傷がつきにくいゴリラガラスを使用し、撮影環境を選ばず使用できます。
Leica M-System初となるライブビュー機能を搭載し、レンズに入った像をライブビューで確認しながら撮影可能です。
この機能が搭載されたことで今まで苦労していたピントや、露出の調整、構図の決定などがライブビュー画像で可能になり、初心者でも撮影しやすくなりました。
LeicaM9やM9−Pまでは1800万画素のフルサイズCCDセンサーでしたが、Leica M Typ240からは高感度に強い2400万画素のフルサイズCMOSセンサーに変わっています。
Leica M Typ240 シルバー・クロームは、Leica本来の良さを残しつつ進化している1台として初心者からプロまで幅広く使える人気の高いカメラです。
Leica M Typ240は、光学ファインダー、ライブビュー、EVFの使い分けが可能なため人気があります。
レンジファインダーカメラ、一眼レフ、ミラーレス機の切り替えができるようになったような感覚になれます。
幅広い高機能性からストリートフォトグラファーを始め多くの人に支持されていて、プロカメラマンの赤城耕一氏もこのカメラの撮影能力の高さを高く評価しています。
コントラストの高い条件下でも発揮される階調再現性とディテール描写の良さも評価されていて、明暗差の強い条件でもハイライト部分とシャドー部分の中の階調差まできっちり現れます。
Leica M Typ240は、今や常識のデジタルにLeicaの代名詞レンジファインダーを備えたカメラなので人気があります。
レンズや液晶モニターをしっかり磨き、セットものであった場合は付属品もすべて揃えて査定に出すと更に高額で売れる傾向があります。
付属品が揃っていたりきちんと調整されているものは、更に高値で売れる可能性があります。
査定額に関しましては、今現在の需要や、カメラの状態によって左右されるため、ご売却をお考えの方は一度お気軽にお問い合わせくださいませ。