ドイツのフランクフルトのカメラメーカーであるプラウベルが製造したカメラブランドMAKINA。
既に製造中止になっていますが、今でも多くの写真家に使用されています。
蛇腹の折りたたみ式が特徴である中判レンジファインダーフィルムカメラは、コンパクトで品質の高い商品です。
1975年カメラ販売店の株式会社ドイインターナショナルに買収された後は、カメラボディをコニカ、レンズをニコンに製造させました。
それぞれ別の会社で製造した理由は、カメラ愛好家として情熱を燃やす土居君雄が、ニッコールレンズへの強いこだわりがあったためです。
その選択は的中し、1979年に買収後初めて発売されたMAKINA67は、不要な光をカットする蛇腹形状の鏡筒とレンズの描写力から生み出される自然な色合いが、多くの写真愛好家を魅了しました。
また完全機械式レンズシャッターであるため、バッテリーが切れても撮影を続行できます。
持ち運びがしやすいことやマニュアル性が高いこともあり、写真冒険家の石川直樹なども愛用していることで有名です。
人気写真家の影響や希少価値が高いことから、中古カメラ市場においてMAKINAシリーズのカメラはどれも高値で取り引きされる商品です。
MAKINA 買取実績