Konicaは1873年に小西屋六兵衛店として写真用フィルムや石版などを取り扱うメーカーとして創業。
1900年代に入ってからはカメラの製造も行い、その頃に国産ではじめて商品名を持つカメラ「チェリー手提用暗函」が発売されました。
以降も多様なシリーズを展開し、戦前の時代から大衆向けから上級者仕様に至るまでの高品質なカメラを多く作り出しました。
1975年に発表されたC35EFは世界初のストロボ内蔵コンパクトカメラとして注目され、ピッカリコニカという愛称でも親しまれました。
以降、Konicaは一般家庭で使いやすい大衆向けのコンパクトカメラとしての位置を築きました。
Konicaからは「FS-1」という一眼レフカメラも出ており、発売当時世界で初めてフィルムを自動で装填し給送できる機能を内蔵し衝撃を与えました。
今でこそ当たり前の機能ですが、その始まりを作った日本のKonicaの技術は誇らしいものがあります。
Konicaは2000年以降にミノルタと統合するも、2006年頃にはカメラ事業は終了しています。
ですが、数々の名機を製造し日本の光学機器メーカーの歴史上に名を残すメーカーとなりました。
Konica 買取実績