Ensignはイギリスで誕生したカメラメーカーです。
かつてはイギリスのカメラが世界の最先端でしたが、1920年以降はドイツ製のカメラが高く評価されるようになりました。
そんな中でもクオリティの高いカメラを作り続けたイギリスのメーカーがEnsignです。
特に第二次大戦後までの間は、数多くのカメラを世の中に送り出し多くのファンを獲得しています。
1952年に満を持して登場したエンサイン・オートレンジ 16-20 というカメラは、ライカの名機として知られるM3に先立ちレンジファインダーの導入を実現しています。
ピント位置の情報をボディ側に伝達しなくても焦点を合わせることが出来るドレイカイルプリズム式の距離計を採用したスプリングカメラを作り、後のカメラにも大きく影響を与える技術を生み出しました。
非常に高い技術力を有していたものの、経営難で会社は消滅してしまいますが、今でもファンは多く人気の高いアンティークカメラとして高値で取引されています。
番号 | 日本名 | 発売年月日 |
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1 | Autorange 820 | 1955年 |
Ensign 買取実績