オットー・ベルニング社は1931年にドイツで創業しました。
ゼンマイ式連続撮影カメラ「ROBOTシリーズ」が代表的な製品です。
1934年発売の初代ロボット1型に始まり、1938年のロボット2型では1回の巻き上げで48枚の連続撮影が可能になるまで改良され、1960年頃までほぼ単独で連続撮影の技術を扱っていました。
フィルムを自動巻き上げできることから、第二次世界大戦での戦闘機や爆撃機に搭載され、記録用として使用されていたと言われています。
ROBOTSTAR1は見た目が可愛らしく気軽に持ち歩きができそうな雰囲気がありますが、実は重さはずっしりとした重みがあり、フィルムを装着していない状態でも616gもあります。
トップカバーにあるノブは大きく主張のある見た目で、ファインダーは上部レバーを切り替えると90度横から覗ける仕組みです。
記録用にも使われていたカメラなので、少し特徴的なつくりをしています。
クラシックカメラファンの間でも、未だに高値で取り引きされている希少性の高いカメラを生み出したメーカーです。
Otto Berning フィルム レンジファインダーカメラ はこちら
番号 | 日本名 |
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1 | RECORDER |
2 | RECORDER 24 |
3 | ROYAL 36S |
4 | ROYAL mod.Ⅲ |
5 | ROYAL 36 |
6 | ROYAL 36B |