Leica M4-Pは当時、Leicaが経営難で新製品開発が難航した際「Leica=ドイツ製」のプライドを捨て、M4のリバイバル機として「カナダ工場」で作られたカメラです。
M4からの大きな違いはセルフタイマーがなくなった点と、ファインダー枠に28mmと75mmを追加した点で、レンジファインダーの特徴でもある広角レンズの使用がさらに楽しめるようになっています。
28㎜と75㎜の2つのブライトフレームが追加されたので合計6個のフレームを表示する事ができるようになっていて、遠近感をうまく利用した写真を撮りたい方におすすめです。
2012年の六本木のクラカメ雑談会写真展では、上野隆氏がこのカメラを使った写真を出典していました。
Leica M4-Pは特異な歴史を持つカメラだということで、ファンの中で人気があります。
製造国にこだわらない方や「とにかくLeicaのカメラを持ちたい」という方にはうってつけのカメラです。
カラーバリエーションは2ブラックとシルバーの2種類で、中でもシルバーはレアであり、ブラックよりも需要が高めです。
70周年限定モデルはシルバークロームなので、とても価値の高いカメラとして人気があります。
Leica M4-Pは様々なモデルがあるため、持っているカメラがどのモデルにあたるのか確認しておきましょう。
状態によって査定額が変わることがあるので、査定前に綺麗に掃除をし、付属品などをお持ちの場合は一緒に売却すると更に高値で売れる可能性があるため、付属品も揃えておきましょう。
Leica M4-Pのシルバーはレアなので高値で売れる可能性があり、「ライカM4-Pエベレスト登頂記念」「ライカM4-Pウル・ライカ70周年記念」「ライカM4-Pオリーブ」といったものなら更に高い金額がつく傾向があります。
査定金額査定額に関しましては、今現在の需要や、カメラの状態によって左右されるため、ご売却をお考えの方は一度お気軽にお問い合わせくださいませ。