カメラブランドの一つである「Contax」は、元々ドイツツァイス・イコンのブランドでした。
1974年にはヤシカのブランドとして扱われましたが1983年には京セラがメインとなり製造・販売していました。
Contaxでは1980年代頃からオートフォーカス機の開発を行い、1994年にはオートフォーカスとまでは言えないが手動でピントが合った時にカメラがファインダーに合焦マークで知らせてくれるフォーカスエイド機構を搭載しContaxRXで実験的に運用されました。
その後1996年に、ほぼカメラ自体でピント合わせが可能なContaxAXが誕生。
ContaxAXはレンズを駆動させるのではなく、フィルム面を前後させてフォーカシングする独特な機構でマニュアルフォーカス用のレンズを使用してオートフォーカスを実現しました。
その後もデジタル化を見据えて開発されたContaxNシリーズも発表され、中でも中古カメラファンから根強い人気を誇っているフィルム一眼レフカメラがContaxN1です。
5点測距のオートフォーカスという革新的な技術を見せたカメラで、同時代に発売されたカメラと比べても性能がよく現在でも使用している方が多くいます。
今では中古でしか手に入れることができないContaxのオートフォーカス一眼レフカメラですが、性能は高く今でも人気があります。
番号 | 日本名 | 発売年月日 | レンズマウント |
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1 | CONTAX G1 | 1994年 | コンタックスGマウント |
2 | CONTAX RX | 1994年 | Y/Cマウント |
3 | CONTAX G2 | 1996年 | コンタックスGマウント |
4 | CONTAX AX | 1996年 | Y/Cマウント |
5 | CONTAX 645 | 1999年 | コンタックス645マウント |
6 | CONTAX N1 | 2001年 | コンタックスNマウント |
7 | CONTAX NXD | 2001年 | コンタックスNマウント |
8 | CONTAX NX | 2001年 | コンタックスNマウント |
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