デジタル一眼レフカメラが存在しなかった1990年12月に、CANON EF50mm F1.8が発売され、それから25年経った2015年5月にリニューアルされたのがCANON EF50mm F1.8 STMです。
世界で最も利用された一眼レフ用交換レンズとも言われているモデルで、2017年11月現在でも高く評価されています。
CANON EF50mm F1.8 STMは、160gという軽量でコンパクトな性能でありながら、F1.8という明るさを備えています。
絞り羽の枚数が5枚から7枚に増えたことでボケの形が丸みを帯び、きれいになったことが特徴です。
最短撮影距離は35cmで、撮影対象物をより近くで撮影できるようになったため、テーブルフォトなども美しく撮影でき、花や草木の撮影、人間や動物などのポートレート撮影、子供の成長記録など、ブログやSNSにアップするための撮影に適しているため人気があります。
静かにスムーズに動作するステッピングモーター(STM)を搭載しており、子どもやペットなどに気づかれることなく撮影できるので、ほんの一瞬見せる表情もバッチリ捉えられます。
メーカー価格1万9000円という手頃な価格設定も、魅力の一つとなっています。
CANON EF50mm F1.8 STMが活躍するシチュエーションは、人物などを対象としたポートレート撮影にあります。
眠っているときでも近づいて撮影できますし、背景をぼかすことができるので対象を美しく際立たせてくれます。
子供が草花や昆虫を見つめる好奇心旺盛な表情、遊びに夢中になっている一瞬などはもちろん、公園にある城跡や城郭、春に咲き誇る桜の花、ゆらゆらと揺れる枝垂れ桜、空から降り注ぐ太陽光をキラキラと反射させる湖面、道端に生えている草花なども、フォーカスを絞ることできれいに撮影できます。
CANON EF50mm F1.8 STMは、傷や汚れ、使用感が少ないと高く売れる傾向があります。
マウント部分は、見た目にも重厚感や高級感を感じられるため、汚れやホコリなどがついていると査定額が下がってしまう場合があるので、査定前にタオルや綿棒などを使ってキレイに掃除しておくことをおすすめします。
CANON EF50mm F1.8 STMは、元箱やレンズケースなどの付属品が欠けている場合や、状態が悪い場合、買取価格が下がってしまう傾向があります。
使用していないのであれば、保管している間にも状態は悪くなっていきますので、早めに査定に出すことをおすすめします。
査定金額については、Canonの新品参考買取価格をご確認ください。