八洲光学は、1949年から1983年にかけてカメラを生産・販売していた日本のカメラメーカーです。
30年余りの間に、八洲精機株式会社、八洲光学精機株式会社と幾度か名前を変えて、晩年は株式会社ヤシカとして一眼レフや二眼レフカメラを世に送り出していました。
その八洲光学が発表した二眼レフカメラが、1953年に発表されたヤシマフレックスです。
このヤシマフレックスは、1950年代の二眼レフブームによってメーカーが乱立していた状態に終止符を打ち、二眼レフ市場で大きなシェアを獲得することになったヤシカフレックスシリーズの初号機です。
特にヤシカフレックスの中でも特筆すべきカメラが「ヤシカフレックスA」です。
このカメラは、当時の高級機と同等のスペックを備えていたにもかかわらず10,000円を切るという驚異的な価格で爆発的に普及しました。
その結果、二眼レフを見限るカメラメーカーが多く現れ二眼レフ市場からの相次ぐ撤退を招くことになりました。
当時、低価格路線で圧倒的な人気を誇っていたヤシカフレックスですが、安くてもその性能は非常に高く今でも十分に実用できるレベルのカメラです。
番号 | 日本名 |
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1 | YASHICA-Mat 124G |
2 | Yashicaflex |
Yashica 買取実績