世界初のミラーレス一眼カメラが誕生したのは、2008年のことです。
SONYはそれから遅れること2年の2010年に、ミラーレス市場に参入しました。
SONYは元々一眼レフをゼロから作っていた訳ではなく、ミノルタのカメラ部門を買収しカメラのノウハウを得たメーカーです。
それもあって、デジタル一眼レフでも多くの機種を発売しておりミラーレスへの積極的な参入も至極当然の流れでした。
2010年に発売されたSONYのミラーレス機は「NEX-3」「NEX-5」の2モデル。
グリップと直線的なボディだけで構成されたミニマルなボディにAPS-Cの撮像素子を搭載し、当時で世界最小・最軽量を実現していました。
それもあって、SONYの場合もレンズマウントが従来のAマウントではなく専用のEマウントに変更され、マウントアダプターを介して従来レンズを使う仕組みになりました。
その後、ミラーレス機もデジタル一眼レフと同様の「α」にブランド名に統一され、基本的なデザインは踏襲されつつ数多くの後継機が生み出されました。
SONYの場合は2013年からミラーレスフルサイズ一眼をリリースし、従来のデジタル一眼レフの形からミラーレス中心へと軸足を移していきます。
現在もAマウントのデジタル一眼レフは残っていますが、2018年にリリースされた新型機もミラーレスフルサイズ機となっており、ミラーレスでフルサイズというモデルにカメラの中心を据えているようです。
SONYはミラーレス一眼への参入が割と早く、また初代の「NEX」シリーズが好評だったこともあって、徐々にミラーレス機へ主力を移行してきた経緯があります。
ミラーレスのフルサイズ機もSONYが最初にリリースしたもので、ハイアマチュア向けに人気を獲得しており今後もその流れは続いていくでしょう。
番号 | 日本名 | 発売年月日 |
---|---|---|
1 | α NEX-5 | 2010年 |
2 | α NEX-7 | 2011年 |
3 | α NEX-6 | 2012年 |
4 | α7 | 2013年 |
5 | α7R | 2013年 |
6 | α7II | 2014年 |
7 | α7S | 2014年 |
8 | α7RII | 2015年 |
9 | α7SII | 2015年 |
10 | α6000 | 2016年 |
11 | α6300 | 2016年 |
12 | α6500 | 2016年 |
13 | α7RIII | 2017年 |
14 | α9 | 2017年 |
15 | α7III | 2018年 |
16 | α7RM2 | – |
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