酒井特殊カメラ製作所は、朝日新聞大阪本社を退職した酒井勇次郎氏が1946年に立ち上げたカメラメーカーです。
当初の社名である酒井カメラ修理工作所からトヨビューデラックス4×5の販売を開始した際に酒井特殊カメラ製作所に改名をしました。
1969年、メーカーにとって最大のヒット作である45Mビューカメラが発表され約10,000台の販売を誇りました。
これは、フィールドタイプのカメラにとっては破格の数字です。
また、トヨグラフレックスというモデルでは、シンガー・グラフレックス社から知的所有権の譲渡を受けた上で製造していたモデルもあり、ラインナップのバラエティに富んでいるのも同社の特徴です。
酒井特殊カメラ製作所は、プロユースを強く意識し使いやすさと同時に最高の機能を如何に発揮させるかに力を入れている点が大きな魅力です。
例えば、VX125というモデルでは航空機用ジュラルミンを使用し軽くて持ち運びが容易、そしてもちろん撮影もしやすく設計しています。
専用モノレールが2倍に伸縮するという驚きの機能も搭載する等、状況が目まぐるしく変化する現場に瞬時に対応することに注力しています。
酒井特殊カメラ製作所は、その高い実用性で多くのファンのニーズを捉えています。
番号 | 日本名 |
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1 | TOYO-FIELD 45CF |
2 | TOYO-FIELD 810MII |
3 | TOYO-VIEW G |
4 | TOYO-FIELD 45AII |
5 | TOYO-FIELD 45A |
6 | TOYO-VIEW VX125 |
7 | TOYO-FIELD 810M |
8 | TOYO-VIEW 45G |
9 | TOYO-VIEW 810GII |
10 | TOYO-FIELD 810G |
11 | TOYO-FIELD 810M II |
12 | TOYO-FIELD 45AⅡL |
13 | TOYO-FIELD 45 CF |
14 | TOYO-VIEW Deluxe G |