PENTAXのKシリーズのひとつであるK-2に改良を加えフラッグシップ機として発売されたのが『K-2 DMD』です。
K-2 DMDはMシリーズの発売直前に発売されたこともあり、ファインダースクリーンや別売モータードライブの電源などにおいてMシリーズと同じ仕様が採用されました。
K-2からグレードアップされた点は、データバックの搭載、接点や駆動用のモータードライブとの接続や、絞り確認窓を搭載した点等があります。
また、露出補正警告表示やアイピースシャッターなども採用し更なる完成度が高められました。
巻き上げが非常にスムーズになり、最初から最後まで滑らかな感触で巻き上げることができます。
無理な小型や軽量化をせず操作性の高さを保ち、ある程度の大きさをキープすることでバランスのよいデザインも生み出しました。
露出補正ダイヤルは左手でレンズを持った状態で操作できる位置に設置し絞り優先の際に使いやすい設計になっています。
AEロックもついており、ミラーアップの際にバルブモードになる点を改善しました。
カメラマンに使ってみたいと感じさせる機能を持ったK-2 DMDは、売れ筋のカメラとして中古市場でも人気があります。