Nikon S3の特徴と買取情報｜カメラのリサマイ

Nikon S3は1958年に発売され、当時最高峰のレンジファインダーであったS2の後続機として発売されました。
質実剛健であらゆる状況に対応できるカメラで、2000年にはファン待望の復刻版も発売されました。
無駄のない美しいフォルムやモダンに見える研ぎ澄まされた外観が特徴で、中古市場でも人気があります。

Nikon S3 人気の理由

Nikon S3はアルバダ式ブライトフレームを備えたファインダーで、Ｓ３では 35mm、50mm、105mm の３つのレンズに対応しているのが特徴です。
35mmレンズで精密なピント合わせをしながら素早くシャッターを切れるのが魅力で、ブライトフレームの見やすさも人気の理由です。
扱いやすいレンジファインダーとしても知られていて、復刻版が登場したときは非常に注目されました。
非回転式シャッターダイヤル、自動復元式のフィルムカウンター、セルフタイマーなどの基本的な機能も揃っていて、当時東京オリンピックを記念して生産された黒塗装仕上げの限定モデルがあります。
発売当時は報道写真家の間で広く普及していて、国産の優良なレンジファインダーとして評価されていました。
ライカに負けないクオリティで壊れにくく、どんな状況でも使える信頼性の高いカメラです。

Nikon S3を使う上でおすすめのシチュエーション

Nikon S3は、自分で全て設定をして納得できる写真を撮影したいというこだわりのある人に向いているカメラです。
レンジファインダーのメリットである、写真に写らない範囲もファインダー内で確認できることや、シャッターが下りる瞬間も画像を見ていられることから自然の風景写真や街並みの様子を撮影するのがおすすめです。
ファインダーが見やすくてクリアなのが特徴で、露出やピント合わせも一眼レフとは違うので、一度設定をしたらあとは空間を見ながら素早く連続撮影が可能です。

Nikon S3を高く売るためには

シャッター精度やファインダーの汚れ、シャッター幕の穴やボディの損傷などがないか確認し、不具合があるときは専門店で修理してもらったり、クリーニングを受けてから売却をしたほうが、高値で売れる可能性が上がります。
本体に付いているレンズキャップ、レンズフード、ストラップを固定するための部品、説明書や箱も揃っていれば更に査定額が高くなる傾向があるので、まとめて査定に出すことをおすすめします。

Nikon S3の買取価格相場

Nikon S3は、1958年に発売されたオリジナル版と、2000年に発売された復刻版があります。
オリジナルはほとんど存在しないので、復刻版の取引が多いです。
需要のあるモデルなので、状態が良い場合は相場以上の査定価値が付くことがあります。
査定額に関しましては、今現在の需要や、カメラの状態によって左右されるため、ご売却をお考えの方は一度お気軽にお問い合わせくださいませ。