Nikon F6は品質の高さやボディの頑丈さ、耐久力に優れた精密シャッターユニットが魅力です。
自分の手で設定をして写真を撮る喜びを味わえて、独特のシャッター音も根強いファンに評価されています。
Nikon F6は、最高峰のフィルム一眼レフカメラとして2004年に発売されたフラッグシップモデルです。
15万回ものレリーズテストを行って開発された精密シャッターユニットは、羽根部分に特殊繊維とアルミニウム合金材が採用され、1/8000秒という高速シャッタースピードやスピードを自動的にチェックして誤差を補正するシャッターモニターが魅力です。
ミラー部には衝撃吸収に効果的なバランサーを搭載し、AF制御にも貢献しているのが特徴で振動を押さえた撮影ができます。
フィルム一眼レフカメラの醍醐味である独特のシャッター音やフィルムの巻き上げ音、裏ぶたを閉じる音などにもこだわっているので、デジタルにはない心地よさを楽しめるのが人気の理由です。
写真家川島小鳥氏も使用しており、美しい風景写真や人物像を発表しています。
写真家でありノンフィクション作家でもある神立尚紀氏もこのカメラを名機として高く評価し、自身のブログで日常の風景を撮影した様子を公開しています。
最高クラスのカメラなので、撮影機能の素晴らしさはもちろん、手に持ったときの重量感や馴染みのよさ、フィット感、シャッター音や巻き戻し音まで全てを楽しめます。
Nikon F6は操作性がよく、11点のエリアをフルに活用してシングル、ダイナミック、グループなどが選択できるAFエリアモードを使えば動きの速い被写体も素早く捕えることができます。
構図を重視した撮影やピンポイントでピントを合わせたい場合も自由自在に使えるので、スポーツイベントから動物写真、雲や水の流れなど屋外のシチュエーションで活躍してくれます。
高精度測光システムも優れているので、薄暗い室内やレストラン、カフェ、工場などでも撮影ができます。
重みのあるフィルム一眼レフカメラなので、長時間持ち歩く場面よりも、三脚を使って神社仏閣や歴史的建造物などの撮影をするのがおすすめです。
Nikon F6は頑丈な作りで耐久性がよいことで知られていますが、使用時にどうしても内部に埃が入ってしまったりレンズ交換のとき細かい傷が付いたりすることがあるので、査定に出す前にクリーニングしておくとよいでしょう。
買取査定ではオリジナルの箱、取り扱い説明書、ボディーキャップ、ストラップなどの付属品も合わせて売却したほうが値段が高くなる可能性があります。
別売りのアクセサリーシューカバー、ファインダー、スピードライトやケースなどを持っている場合は、一緒に査定に出すと高額で売れることがあるので、まとめて売却することをおすすめします。
Nikon F6は、多少傷があったりボディの状態があまりよくない品でも比較的高値を狙えるカメラなので、高額での売却が見込めます。
使える交換レンズもニコンFマウント系をはじめとして、Gタイプ、DタイプAFレンズなど種類が多いのが特徴なので、レンズとセットにして査定に出すと高い値が付く傾向があります。
査定額に関しましては、今現在の需要や、カメラの状態によって左右されるため、ご売却をお考えの方は一度お気軽にお問い合わせくださいませ。