Nikon D300はデジタル一眼レフカメラが本格的に普及し始めた当時、革新的な技術を搭載して表現力や描写力を追求したモデルとして注目を集めました。
後続モデルが数多く存在する今でも根強いファンがいて、中古市場でも高値で取引されることがあります。
Nikon D300は総画素1310万画素、23.6×15.8mmサイズのCMOSセンサーを搭載し、ニコンDXフォーマットのフラッグシップモデルとして誕生したデジタル一眼レフカメラです。
新次元の高画質と高速性能を凝縮していて、イメージセンサークリーニングやピクチャーコントロールシステムなどの新しい機能も多数搭載されています。
交換レンズはニコンのDXレンズをフル活用できるためニコンユーザーがほかのモデルと併用することも多く、プロの写真家も使い続けています。
カメラマンの小山伸也氏、斉藤勝則氏、福島正造氏などが、クロップモードを使うとレンズ装備を軽量に抑えられるので屋外での撮影に使いやすいことや、コントラストがあって迫力満点の写真が撮れることなどを評価しています。
プロのカメラマンを目指している人にも人気があり、自分でカメラの機能をしっかり理解して設定を行ったり、デジタル一眼レフカメラの基礎を学ぶことができるカメラです。
Nikon D300には、それまでのデジタル一眼レフカメラにはなかった画面全体をカバーするAF測距エリアや3DトラッキングダイナミックAFなどが搭載されているので、動きのある被写体もしっかり追いかけられるため、動物写真やスポーツ写真などがおすすめです。
イメージセンサークリーニング機能もあるので、過酷な環境での撮影もできて砂浜や風の強い場所などでもカメラの内部が汚れてしまう心配がありません。
ボディの重さは800gくらいなので持ち歩くときもそれほど負担に感じず、街中を歩いたり最適な撮影場所を探しまわったりするときも安心です。
マルチパワーバッテリーパックを使えば連写スピードがアップして、縦にも横にも構えられるようになるので決定的な瞬間を逃さずにアスリートや子供たちなどの撮影にも向いています。
Nikon D300は、レンズキットと一緒に査定に出すと高額での売却が見込めます。
スピードライト、マルチパワーバッテリーパック、ワイヤレストランスミッター、ファインダーなど別売りのアクセサリーも人気があるので、一緒に売ると値段が上がることが多く、特に現行のモデルにも使えるアクセサリーは価値があります。
本体の入っていたオリジナル箱や説明書なども全てセットにして査定に出すことをおすすめします。
Nikon D300は2007年に発売され、2017年12月現在でもそれなりの価値があるデジタル一眼レフカメラです。
きれいに保存されていて全ての機能が正常なものや、クリーニング済みで新品同様のものであれば買取が期待できるでしょう。
査定額に関しましては、今現在の需要や、カメラの状態によって左右されるため、ご売却をお考えの方は一度お気軽にお問い合わせくださいませ。