長岡製作所のWOODY45は、1,046gと比較的軽量で、操作性の良い大判カメラとして知られています。
外寸は突起を含めて、概算で194mm×184mm×60mmと、4×5とは思えないほどコンパクトなものとなっています。
フランジバックは65~300mm で、実測しても60~310mm程度をキープしています。
長岡製作所の工場は東京の台東区北上野にあります。
家族経営の工場で、職人の長岡氏は最近では仕事をセーブしている為なかなか新規の製作は受けてもらえません。
ですので、長岡製作所のカメラを持っていること自体が自慢できる程希少であり、ひとつひとつ丁寧に上質なカメラとして評価されています。
できる範囲からコツコツと行う作業が特徴ともいえます。
既製品ではなく、オーダーによるカメラ製造は、長岡製作所以外ではほとんど見られず、なおさら貴重な存在です。
すでに創業から100年を超えたメーカーですが、そのスタンスを変えることなく実直な職人技によるカメラ作りを継続しています。
ユーザーのニーズに応じたカスタムメイドにも柔軟に応じるなど、ユーザビリティの高さも魅力の一つです。
特に木材の材質には強いこだわりを持っておりWOODY45からも、そのスタンスがひしひしと伝わってきます。