長岡製作所は、木材を非常に大切にしたカメラ作りをしている魅力あるメーカーの一つです。
製作所と命名されていますが、家族経営のカメラメーカーで職人の長岡さんは大ベテランでありながらも、今でも現役でカメラ作りを続けています。
残念ながら仕事をセーブしており新規受注は行っていませんが、逆にこれが希少価値を高めクオリティの担保にも寄与しています。
すべてのモデルにウッディというフレーズが使われているだけあり筐体には上質な木材を使用しています。
例えば、ウッディ45Dでは素材として朱利桜材を使用し、コンパクト且つ軽量化を実現しているところが魅力です。
メカ的な面で言えば、ラック&ピニオンギヤを取り入れることで実用性が高くコストパフォーマンスという観点でも評価できます。
どうしてもハンドメイドとなるとコスト面が気になるわけですが、手が届く価格も確保しているのですから驚きです。
レンズマウントは、リンホフ規格パネル仕様となっているので汎用性も高くなっています。
焦点調節はピントガラスで行うことができ、バック部は国際規格の4×5インチ判と縦横位置差し替え式があります。
アオリ機構により、基礎的な機能ももちろん充実しています。
番号 | 日本名 |
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1 | WOODY45 |
2 | WOODY810 |