長岡製作所は、創設者の長岡啓一郎氏が1943年に立ち上げたカメラメーカーです。
元々カメラ部品の工場で働いていた長岡氏は、その後更に木製カメラの製作所に弟子入りし技術を磨きました。
既成品のカメラをクライアントのニーズに沿って改良する独自の手法が親方に認められ、製作所を引き継ぎ長岡製作所が始まりました。
家族経営で全ての工程を自身で行っていた為生産数は非常に少なく、月15台ほどの生産数でしたが確かな精度で高い人気を誇りました。
特に木製カメラにおいては定評があり、現在でも高いニーズがあります。
長岡製作所のカメラは、暗箱をしっかりと寝かせた上で丹念に塗装した桜を材料にしています。
時間をかけて造ることで多少の湿気でも歪みにくく強度の高い製品に仕上がるのです。
どんなに古いカメラでも修理や改造に応じる姿勢は創業当初から変わらない職人の誇りを感じます。
番号 | 日本名 |
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