2018年現在のLeicaである、ウェッツラーのLEITZとMINOLTAが技術提供をすることによって生まれたのが『LEITZ-MINOLTA CL』です。
日本製LeicaやCompact Leicaとして知られるLEITZ-MINOLTA CLは、外国ではLeica銘で発売されました。
そのため、日本国内で販売された製品のみがLEITZ-MINOLTA CLと呼ばれています。
日本製のLeicaMマウントはLEITZ-MINOLTA CLだけに許されたものであり、LeicaのMレンズが楽しめる唯一の国産カメラです。
また、アルミのボディは非常に薄くて軽いのも特徴で、これまでのLeicaで最も軽量なモデルに仕上げられています。
ただ、生産年数がたったの4年間ということもあり、それほどまでに市場に出回ることがありませんでした。
そのため、希少なカメラとしても知られています。
日本ではLeica製のものが高く扱われることも多く見られますが、ドイツ本国などではLEITZ-MINOLTA CLに高い価値がつけられているのです。
日本だけでしか手に入らないLEITZ-MINOLTA CLを海外から買付に来る人も多く、驚くほどの価格で買取られています。