MINOLTAの一眼レフとして3番目に発売されたのが『SR-3』です。
SRシリーズの初代となるSR-2の後継機として発売されたSR-3は、SR-2に改良が重ねられ、高級モデルの一眼レフカメラとして販売されました。
SR-3の特長とも言えるのが、最高1/1000秒のシャッター機能。
これにより、非常にスピード感のある撮影シーンでも、ブレない画作りを可能にしています。
また、F1.8のレンズがセットになっていることでも話題を呼びました。
標準レンズとして非常に明るいF1.8のレンズを組み合わせることは贅沢の極みとも言えるのです。
また、SR-3のなかでも、初期に販売された製品は半自動絞りでした。
そのため、巻き上げを行うことでレンズの絞りが開放になるよう設定されています。
後期のモデルからは完全な自動絞りに変更されていますので、手持ちのカメラがどの時期の物かはレンズの絞りによって確認できます。
さらにMINOLTAのSR-3は、そのクラシカルなボディも人気で1960年代を感じさせるオシャレなボディは、いつの時代でも変わらない人気があります。
SR-3は現存数が少なく、希少なカメラでもありますので、納得の査定価格を期待できるでしょう。