デジカメやスマートフォンなどでの撮影が主流になった現代でも、フィルムカメラにはまだまだ根強いファンも多く注目されています。
現在ではカメラ部門から撤退してしまった国産光学機器メーカーMINOLTAは日本で最初にカメラを市販したとして世界的にも名だたるメーカーでした。
二眼レフカメラを皮切りにカメラ事業で大きな成功をつかんだMINOLTAですが、一眼レフカメラへの転換にもいち早く取り組み多くの名機を輩出しました。
1958年にMINOLTAのマニュアルフォーカス式フィルム一眼レフの初号機「SR-2」を発売しました。
1966年に発表された初期の代表作である「SRT-101」ではSRシリーズの中でも完成形と言われており、その特徴は分割側光を採用している点にあります。
分割側光の機能が加わることで、画面に空を大きく取り込んだ時でも空の明るさに引っ張られることなく露出が調整できるようになりました。
その後も様々な機器を発表したMINOLTAですが、マニュアルフォーカスの一眼レフとしては初心者の方でも扱いやすく、中古品でも手軽に購入できるX-700なども人気があります。
機能性が優れており、操作性も高いMINOLTAのカメラは現在でも多くのファンに支持されている名機が数多く存在しています。
番号 | 日本名 | 発売年月日 |
---|---|---|
1 | SR-2 | 1958年 |
2 | SR-3 | 1960年 |
3 | X-1 | 1973年 |
4 | SR505 | 1975年 |
5 | XD | 1977年 |
6 | XD-s | 1978年 |
7 | X-700 | 1981年 |
MINOLTA 買取実績