Mamiya C330 Professional Fは1975年に発売されました。
C330から変更したのは、ワンタッチ式ピントフードと密閉式ルーペを採用した点です。
Mamiya C330 Professional Fの生産期間をある程度把握するなら、チャージレバーの色を見るのがポイントです。
例えば、シルバーであれば前期、黒は後期、青は最後期といった形でわかるようになっています。
フィルムを装着する場所は、通常の二眼レフとは異なった作りで、フィルムを上から入れる設計です。
フィルムを下に向かって巻くことで平面性が保たれるようになり、フィルムが曲がることを防いでいるのです。
C330 Professional Fは金属ボディになったことや、フィルムを上から入れる作りとなっているため、重さが1780gと重量があります。
そのため、持ち歩いて撮影するには少々不便に感じることも多いです。
しかし、二眼レフ唯一のレンズ交換が可能なカメラであることから、いつでも人物や風景など被写体を選ぶことなく、自分の思いのまま撮影ができるところにカメラファンは魅力を感じます。
MAMIYA Mamiya C330 Professional Fは、アクセサリーも豊富に展開されているため、撮影を楽しめるカメラです。
中古市場でも人気は高いですが、手に入れやすい価格であることから、二眼レフを試してみたい初心者の人からクラカメファンまでニーズのあるカメラです。