
1969年に発売したMamiya C330 Professionalは、Mamiya C33の後継機です。
二眼レフでは大変珍しい、レンズ交換が可能なカメラシリーズです。
MAMIYA Mamiya C330 Professionalは、120フィルムと220フィルムのどちらも対応が可能となりました。
Mamiya C330 Professionalで撮影する際に持っておきたいアクセサリーがあります。
それは、パラメンダーと呼ばれるレンズを調整するアクセサリーです。
二眼レフは上のレンズと下のレンズの位置が異なるため、近い被写体を撮影する場合はどうしても視差が生じます。
しかし、パラメンダーを使用し下のレンズの位置を上のレンズの位置まで上昇させることで視差の解消が可能となりました。
標準で装備しているレンズは、セコール80mmF2.8です。
レンズを交換すれば望遠の撮影も可能となり、人物の撮影や風景など幅広い撮影が可能となりました。
フィルムは他の二眼レフとは異なって、上から入れて装着する仕様になっています。
これには理由があり、下向きにフィルムを巻くことで平面性が保たれるようになり、フィルムが曲がってしまうことを防止しています。
MAMIYA Mamiya C330 Professionalは、中古市場でも取引が多く行われ需要があります。
二眼レフを試してみたいという人からクラカメファンまで、幅広い人たちにニーズのあるカメラです。