Kodakは、アメリカで創業された光学機器メーカーです。
1900年に発売された蛇腹式カメラ・ブローニーや、1970年代に発売されたコダック・エクトラシリーズなど、数多くの名機を生み出しました。
世界屈指のフィルム製造を誇りましたが、デジタル化の波に乗り切れず2012年に倒産。現在は再建して再上場を果たしています。
コダック・エクトラの専用交換レンズであるエクターは、50mm f1.9をはじめとした名玉がそろっています。
発色の良さが最大の特徴で、その名はコダックのフィルムの名称へと受け継がれました。
エクターのレンズは、シャープで緻密な解像度と独特のボケ表現を持ち、現代でもオールドレンズとして高い人気を誇っています。
シャープで透明感のある描写が特徴のKodakのレンズですが、「ベス単フード外し」という裏技のような楽しみ方も有名です。<>rb
1912年から1925年まで製造された折り畳み式カメラVest Poket Kodakのレンズからフードを外し、抑えられていた球面収差を出すことによって、ソフトフォーカス調のふんわりとした描写を楽しむことができるというものです。
多く流通したVest Poket Kodakの入手しやすさと、現代のデジタルカメラとの相性の良さで、ベス単を使用した独特の軟調表現が一時のブームとなりました。
Kodak 買取実績