地球をモチーフとした青色の「グローブマーク」がトレードの会社は、2003年にコニカとミノルタが経営統合し、KONICA MINOLTAと称するようになります。
同社は日本を代表するフィルムカメラメーカーであるコニカとミノルタの技術を継承し、高品質なカメラを生み出していました。
しかし2006年にカメラ事業を撤退。
たった3年の期間に生み出されたカメラはどれも素晴らしく、今でも中古カメラを求めて止まない根強いファンがいるほどです。
技術においては世界で初めてボディ内蔵CCDシフト方式手ブレ補正機能「Anti-Shake」を開発。
2005年に「α-7 DIGITAL」で、その年最も優れたカメラとしてカメラグランプリを受賞しました。
生産した主なカメラは、高性能コンデジの「DiMAGE」シリーズと、一眼レフカメラの雄「α」シリーズです。
DiMAGEシリーズは左側面に操作ボタンが付いたユニークなデザインで、直感的な操作を可能としている特徴があります。
ミノルタから継承されてきた名機「α」シリーズは、高画質化するなどさらに進化を遂げましたが、撤退後はソニーに引き継がれました。
惜しまれつつ撤退したKONICA MINOLTAのカメラは、確かな技術と品質でカメラファンを魅了し続けています。
KONICA MINOLTA フィルム一眼レフAF はこちら
番号 | 日本名 | 発売年月日 |
---|---|---|
1 | α7000 | 1985年 |
2 | α7700i | 1988年 |
3 | α707si | 1993年 |
4 | α-9 | 1998年 |
5 | α-9Ti | 1999年 |
6 | α-7 | 2000年 |