FUJIFILMのフィルム一眼レフカメラは1978年にFlash Fujica Dateという機種で初めてオートフォーカス機構を搭載し発売されました。
38mm画角のファミリー向けのカメラではありましたがフジノンレンズを搭載した本格的な描写が出来るカメラでした。
FUJIFILMは銀塩の一眼レフカメラ事業ではライバル社が多かった為拡大しませんでしたが、中判や大判のフィルムでは高画質な描写に定評がありました。
そこで、プロ向け機器としてはフジGA645シリーズにおいて、その実力を発揮し初めてオートフォーカス機構を搭載した中判カメラを開発しました。
そして、後のフジGX645シリーズでは、スウェーデンのカメラメーカーであるハッセルブラッドと共同で中判オートフォーカス一眼レフカメラを開発しました。
ハッセルブラッドというとカールツァイスのレンズですが、FUJIFILMの自製レンズのフジノンが認められ共同開発を行うこととなりました。
デジタルが主流である現代に敢えてフィルムの魅力が見直されつつあり、FUJIFILMのフィルム一眼レフ中判カメラは操作性や精緻な品質を持つことで中古市場でも高く評価されています。
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