ZenzaBronica S2は、ZenzaBronicaシリーズの代表的存在の中判カメラです。
220フィルムに対応しており、ミラーアップ機構を搭載。
完成度の高さと扱いやすさから、1965年7月に発売されて以来、多くの人に愛用されてロングセラーとなりました。
ZenzaBronica S2は、機械式カメラのため大事な場面で電源が切れたり、充電を忘れて撮影できなかったりする事態を避けられます。
ファインダーはクリアで見やすく、ピント合わせも簡単です。左右対称像に慣れていないと初めは戸惑うかもしれませんが、機械式としては抜群に扱いやすいので、使ううちにどんどん愛着が沸きます。
機械式のカメラ特有の重量感のあるボディは、本体だけで約1.8kg、レンズを付けると2kgを超えます。
お世辞にも現代のミラーレスのようなフットワークの軽さはありませんが、手に残るずっしりとした重みに、レトロカメラならではの満足感を感じるカメラファンも少なくありません。
内部は複雑な構造になっており、シャッターを押す時やクランクを回す時などには、豪快な操作音が鳴ります。
賛否は分かれるかもしれませんが、機械が好きな人にはたまらないでしょう。
S2はZenzaBronicaシリーズの中でも完成度が高く、非常に扱いやすいおすすめの機械式カメラです。