ZENZA BRONICA EC-TLは、1975年に発売された一眼レフカメラです。
また、6X6判フィルムを使用する中判カメラです。
これまでのZENZA BRONICAシリーズとEC型とで大きく変わった点は、電子制御シャッターが搭載されたことです。
EC-TLは、その前のZENZA BRONICA ECをさらに改良したモデルですが、ZENZA BRONICA全体のなかでも最も機能の高いカメラです。
重量も増しており、手持ち撮影には向かない傾向ですが、そのぶんだけ安定性の高さに定評があります。
何より、中判カメラとしては世界初のAE撮影を可能にした自動露出制御式カメラであるという革新的なカメラです。
ZENZA BRONICA EC-TLのレンズマウントには専用バヨネットマウントで、標準レンズはニッコールレンズです。
画面サイズは55.2mm×55.2mmで、味のあるビンテージ感の高い写真撮影が実現できます。
完全自動絞りですが、中間絞りや手動絞りも可能です。
シャッタースピードはオートで2~1/1000秒、マニュアルでは4~1/1000秒、メカニカルシャッターでは1/40秒です。
ZENZA BRONICA EC-TLは動作確認ができ、さらにニッコールレンズの標準レンズとのセットならすぐに買い手がつきますが、ボディ単体でも人気の高いカメラです。
人気カメラだけに、付属品などもそろった美品であれば高値での買い取りが期待できます。