ZEISS IKON CONTAREXは、1959年に西ドイツのZEISS IKONが製造した35mmの一眼レフフィルムカメラです。
銀色のキレイなメッキと各パーツから見受けられる精密さから、外観からだけでもドイツの高い技術が伝わる商品です。
世界で初めて露出計がシャッタースピードや絞り、フィルム感度と連動した一眼レフカメラ。
最大の特徴は、何と言ってもレンズの真上にある「目」のような外交式連動露出計の受光部です。
このデザインから、別名「CONTAREX BULLSEYE」とも呼ばれ、多くの専門家やクラシックカメラ愛好家を魅了してきました。
サファイアのように青く輝く受光部は、その名の通り「王(REX)」にふさわしい高級感の漂うカメラです。
最高シャッタースピードが1/1000秒、セルフタイマー付きで、もちろん実用性も備えています。
裏蓋は両底下にあるネジを回すとボディから外れ、フィルムスプールも簡単に取り外せるためフィルム交換もしやすいつくりです。
クイックリターンミラーを採用しミラーアップも可能であるため、長時間露光などの撮影では手ブレを軽減してくれます。
レンズは広角から望遠までラインナップが豊富であり、カールス・ツァイス製の高級レンズを使用。
もちろん、描写は美しく細かい色合いやディテールを壊すことなく再現します。
「王」を名乗るにふさわしいデザインや人気を誇るカメラは、希少価値も高く人気の商品です。