
Voigtlander Bessa R2Sは、特殊な経緯で開発されたフィルムレンジファインダーカメラとして知られてます。
ニコンS用マウントのレンジファインダー機という位置づけで開発されおり、ベッサRのマウントをニコンS化した様なイメージの仕上がりとなっています。
定価は10万円を超えるため、決して安いカメラではありませんが、精密に作られていて造りが良いのが印象的です。
マグネシウム合金の筐体、ブラックペイントや縮緬塗装の仕上げによって、昔ながらのカメラ好きに受け入れられています。
コンタックス独自のフォーカシングギアも忠実に再現していて、その出来栄えには驚かされるばかりです。
TTL露出計が内臓されているため、最高1/2000秒のシャッタースピードを誇ります。
詳細なスペックを見ると、ファインダー枠は35mm・50mm・75mm・90mmとなっていて、ファインダー倍率は0.7倍です。
レンズマウントは先述の通りニコンSマウントに特化しているため、クオリティの高いレンズを多く取り付けることができます。
また、シャッターは機械式ですが耐久力に優れており、長く使い続けることができるでしょう。
Bessa R2SはNikonファンからからも支持を獲得し、高い人気を誇るモデルとなりました。
レア度が高いのでなかなかお目にかかれませんが、もし見つけたら、すぐにでも手に入れたいという方も多いでしょう。