
日本で販売されているVoigtlanderのカメラは、日本製カメラの構造をベースとして設計されているため、安定した性能が維持されています。
ボディはダイキャスト製ではなく一つ一つ板金加工され上質な部品が使用されていた為、経年による劣化が少なく堅牢です。
6x6cm判のペルケオ、6×4.5cm判のビルタス、6x9cm判のプロミネントなどが、戦前を代表する名機として有名です。
中でもぺルケオのシリーズでは、距離計を搭載したレンジファインダーで、小型化された点が高い支持を得ました。
また、6x9cm判スプリングカメラ、ベッサシリーズが大衆向けとして広がり、小型版のベビーベッサである6x6cm判のベッサ66、6×4.5cm判のベッサ46も登場しました。
そのベビーベッサが、戦後にモデルチェンジされ名前を変えてぺルケオとなったと言われています。
性能に信頼のおけるVoigtlanderの中判のスプリングカメラは中古市場でも希少な戦前の高級機を中心に高値で取引が行われています。
Voigtlander 買取実績