TOPCON RSは、1962年に東京光学機械株式会社から発売された35mm一眼レフフィルムカメラです。
翌年に世界初のTTL測光機能を搭載したTOPCON RE SUPERが完成したため、わずか1年で製造中止となった希少価値の高い一台です。
四角いフォルムと銀メッキのクラシカルなデザインが特徴であり、重厚でたくましい機体です。
シャッターボタンが前面に付いているため手ブレを軽減しやすく、グリップも良好。
最大の特長は、レーザー銃のように肩に乗った外付けの外光式露出計です。
この露出計にはシャッタースピード調整ダイヤルや、ASA感度調整ダイヤルも付いているため、ピント以外の重要な撮影要素はココで調整できるようになっています。
シャッタースピードと連動する露出計であり、電源のON/OFFを兼ねたダイヤルでH(ハイ)とL(ロー)の二段階を選択して測光範囲を決定します。
ファインダーはクリアで見やすく、真ん中にスプリットも付いているためピントもスムーズに合わせることができます。
裏蓋は底面のボタンを押すだけで外れ、蝶番式でフィルム交換も簡単です。
中古カメラ市場にあまり出回ることがない一眼レフカメラは、カメラ愛好家やコレクターにとって注目の的となる人気商品です。