田中光学のレンジファインダーは「タナックシリーズ」が主力です。
1950年代、世界のカメラメーカーがこぞってコピーライカを作る中、田中光学のカメラは一味違ったものを作りました。
ただライカの真似をすればいいというものではなく、ライカを手本として更に良さを追求したカメラと言えるのがタナック。
シャッター速度に優れていて、距離計連動でピントが即座に調整されるのが魅力。
セルフタイマーが装備しているので、幅広い写真撮影が可能です。
手本としていたのはライカだけではなく国内メーカーNikonにも寄せて設計されたものもあります。
レンズも性能が高く、ほぼフルラインナップの自製レンズを展開していました。
良いものを創ろうとする田中光学の健気さを感じられるカメラは手に入れることが難しい人気の機種です。
番号 | 日本名 | 発売年月日 |
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1 | Tanack TYPE-V3 | 1958年 |
2 | Tanack SD | 1957年 |