SONY α7RIIは2015年 8月に発売されたフルサイズミラーレス一眼カメラです。
同時期に発売されたα7IIと比較すると高いスペックを持ち、フラッグシップモデルとして展開されました。
発売時点で世界初となる独自開発の35mmフルサイズ裏面照射型「Exmor R」CMOSセンサーを搭載しています。
また、有効画素数4240万画素、感度域は常用 ISO100~25600、拡張で最大102400という圧倒的な感度域を誇り、これまで類を見ないリアルな表現が可能です。
動画撮影においても4Kに対応し、フォーカシングの効いた精緻な描写を動画で保存できます。
シリーズではお馴染みのファストハイブリッドAFも新開発され、より精度を高めています。
399点像面位相差AFセンサーは、広範囲・高密度に配置され当時世界最多を誇っていました。
さらに高速レスポンスで、より正確なAFを実現しています。
そして、5軸手ブレ補正をボディに内臓しEマウントを持つカメラですが、Aマウントレンズのほかオールドレンズなど手持ちの資産をマウントアダプターを介して使用することができ、その際にも手ブレ補正が機能することでより需要を高めました。
加えて低振動シャッターによりレリーズ時の振動を抑制することで影響を最小限に抑えます。
また、ローパスフィルターレス仕様で少しの解像度の低下も許さず、常に美麗な写真撮影を可能としています。
シャッター音を極限まで無音に近づけたサイレント撮影機能は、動物の撮影など、音を消したい時に有効です。
自分の好みの設定を決めて操作できる10か所のカスタムボタンなどの便利な機能もあり、細部までユーザーのニーズを叶えるために作りこまれたカメラです。