常に最高画質を求め、プロ仕様のカメラを生み出してきた「SONY」が、2018年3月に発売したのが「α7III」です。
同時発売されたα7RIIIのほうがハイスペックなのですが、α7IIIも十分な精度とコストパフォーマンスの良さで人気があります。
有効画素数2420万画素、裏面照射フルサイズセンサーであるCMOSセンサー「Exmor R(エクスモア アール)」を搭載し高画質でよりリアリティのある豊かな表現が可能です。
進化を遂げるαシリーズの中でもISO感度は最高ISO51200、拡張の場合はISO204800までの設定を可能にしています。
新たに採用された裏面照射型センサーにより、ノイズの出方は他のカメラと大きな違いをみることができます。
光量の少ない場所でも鮮明な写真を撮影することができます。
そして、693点像面位相差検出AFセンサーと425点コントラスト検出AFを隅々まで施したファストハイブリッドAFにより被写体を瞬時に捉えることが可能です。
また、4Dフォーカスに対応しており、追従オートフォーカスの向上が見られます。
動きのある被写体も逃さずピント調節を行うことができます。
タッチフォーカス機能を採用しているので、スクリーンをタッチするだけで被写体にピントを調節することができます。
自動的にピント調節が可能なため、自分で被写体との距離を測るのが苦手な方におすすめの機能です。
4K動画撮影時にも利用でき、直感的な撮影を可能にしてくれます。
スペックで見るとα7RIIIより劣る点はありますが、α7IIIにはローパスフィルターがついていてモアレを抑制する機能がついていたりと、あながち勝るとも劣らない違いなのです。
ベーシックモデルと言えど最先端の技術を駆使した史上最高のモデルとも称されています。