2016年3月に発売された「α6300」はSONYのミラーレス一眼カメラです。
α6000の後継機で、よりオートフォーカスの性能を向上させるなどブラッシュアップされています。
425点の像面位相差AFセンサーと、画面中央部には高精度な169点のコントラストAFを配置した「ファストハイブリッドAF」を採用しています。
α6000で179点だったことを考慮すると、格段に進化を感じられます。
2つの機能を備えたフォーカシングでは、0.05秒の高速AFで、1秒当たり11コマの高速連写も可能です。
処理エンジンには高性能画像処理エンジン「BIONZ X(ビオンズ エックス)」を搭載し、負荷の大きな画像も高速で処理します。
さらに高密度AF追従テクノロジーを搭載したことで、複雑な動きにも対応し被写体を捉え続けて、大切な一瞬を逃さずクリアな写真に仕上がります。
人物の「顔」を捉えて、ピントや明るさを自動で調整してくれる顔検出モードや「瞳」だけにフォーカスをする瞳AFを採用しています。
カメラの扱いに慣れていない方でも、カメラ任せにしておいても被写体を正確に捉えることができるのです。
有効画素数で見ると、α6000での2430万画素に対しα6300では2420万画像と大きな変化はないのですが、ISO感度域が25600から51200と2倍も確保しています。
暗所での撮影により強くなり、優れた解像度をより生かせる様になりました。
また動画撮影には4Kに対応しています。
追加された機能としては、サイレント撮影機能や水準器の搭載などが撮影をする上で特に歓迎された機能でしょう。
更に、マグネシウム合金の堅牢なボディで防塵防滴機能も備えており、より携行しやすいユーザビリティの高いカメラに仕上がっています。