SONYは、2016年3月にソニー Eマウントのミラーレス一眼カメラである「α6000」を発売しました。
幅広いユーザーをターゲットにしたエントリー機です。
ブラック・ホワイト・シルバー・グラファイトグレーの4色展開で、コンパクトさとスタイリッシュなデザインが女性にも人気のモデルです。
APS-Cサイズの大型センサーであるAPS HD CMOSセンサーのExmor(エクスモア)を搭載し、色鮮やかで表現豊かな写真撮影が可能です。
高速画像処理エンジン「BIONZ X(ビオンズ エックス)」を搭載したことで、処理速度も向上しています。
有効画素数は2430万画素、ISO感度25600と暗所での撮影でも明るく撮れます。
オートフォーカス性能は179点像面位相差AFセンサーで画面の全体を広くカバーし、0.06秒という圧倒的な速さで被写体を捉えたまま追随します。
また、エリア分割ノイズリダクションを使用することで、エリアごとにノイズの発生を抑制できます。
シャッタースピードは最速1/4000秒、連写性能は秒あたり最高11コマと動体撮影の際にも被写体を追随したまま精緻な描写に仕上がります。
小型・軽量化を実現し、本体のみの重さは285gとなっています。
扱いやすいサイズ感が特徴で、外への持ち出しも容易であることから、旅行先などに利用することも可能です。
Wi-Fi対応でモバイル機器との共有もスムーズに行えます。
ミラーレス機では液晶モニターがあればファインダーは不要だと思われがちですが、明るい時間帯の屋外撮影では液晶が見えにくことがありファインダーを保持している機種であることも重要な点でしょう。
大型センサーやファインダーを搭載したカメラでこれほどのコンパクトさと基本的な機能を一通り揃えた快適な写真撮影ができる点も大きな魅力です。
エントリー機としても高い性能で、発売から3年以上経っても同クラスの最新ミラーレスにも負けずとも劣らず、現在でも人気のある一台です。