2007年11月に発売されたSONYのα700は、デジタル一眼レフカメラです。
ソニーがミノルタから継承したAマウントを持つハイアマチュア向けのミドルクラスモデルです。
前年に発売されたエントリークラスであるα100の後継機で、よりブラッシュアップされています。
撮像素子有効画素数1224万画素 APS-CサイズのExmor CMOSセンサーを搭載しています。
フォーカシングにはTTL位相差検出方式を採用し、11点のAFセンサーで被写体を捉えます。
感度領域は、ISO100から3200相当、拡張してISO6400まで設定できます。
露出モードは、プログラムAE・絞り優先AE・シャッター優先AE・マニュアル露出があり、補正は±3段まで行うことができ、暗所などの撮影でもクリアな写真を記録することができます。
シャッター速度は、30秒~1/8,000秒で、連写速度は、最高約5コマ/秒です。
ボディ内手ブレ補正機構を使用すれば、遠方の撮影時でも被写体を捉えることができ、ノイズを低減して撮影することが可能です。
簡単操作のオートモードと6種類のシーンセレクションも搭載し初心者の方でも安心して使用することができる機能性を持っています。
アイレベル式のペンタプリズムファインダーは視野率95%、倍率0.9倍と視認性もよく画面を見たままの状態と、ほぼ同様の撮影ができます。
3.0型液晶モニターの解像度は92万画素と非常に綺麗で構図設定しやすく操作性も良好です。
記録媒体はメモリースティックデュオとCFを採用しています。
重量は約690g、マグネシウム合金製ボディで防塵防滴のシーリングが施されていて、屋外での撮影でも十分耐えられる耐久性の高い機種です。
カールツァイスのレンズとのセットも1000台限定で発売されており、中古市場でも注目度の高い人気の一台です。