2012年に発売されたSONYのα65は、Aマウントを持つデジタル一眼レフカメラです。
独自の透過ミラーを採用したトランスルーセントミラー・テクノロジーを搭載したエントリー機です。
撮影中のミラーのアップダウンがないことから、イメージセンサーとAFセンサーに光を導くミラーレス一眼ともいえるSONY独自のモデルです。
α77と同時発表しており、スペックではα77が上位で、α65のほうが価格がリーズナブル。
有効画素数は約2430万画素、ISO感度はISO100-16000です。
スマートテレコンバーター機能を使用してトリミングした状態でも高い解像度のまま画像を保存でき、動画も撮影できます。
また、APS-Cサイズでは初めての APS HD CMOS センサー「Exmor」を採用しています。
約0.05秒のレリーズタイムラグを実現した電子先幕シャッターでシャッター速度は1/4000-30秒、最高約10コマ/秒の連写が可能です。
TTL位相差検出方式の15点オートフォーカスセンサーを搭載し、そのうち3点がクロスセンサーとなっています。
即座に被写体にピントを合わせ、動きに合わせて追跡することができるフルタイムコンティニュアスAFを採用しているため、運動会や野鳥観察といった常に動いている被写体を鮮明に撮影することが可能です。
また、4種類のフォーカスエリアが設定でき、被写体や構図に合わせてピント調整を行い自分でピントを合わせるのが苦手な方でも安心して利用できます。
有機ELを使用した高解像・高コントラスト・視野率100%の電子ビューファインダーで、ファインダーを見ながらの設定や撮った画像などの情報を表示し確認できます。
また、液晶モニターはチルト式で縦に約180度、横に約270度回転でき色んな撮影スタイルに対応できます。
そして、レンズ交換式カメラとしては珍しくGPS機能も搭載している点はSONY独自の仕様です。
エントリー機と言えど、コアな機能が多く取り入れられたα65は入門者からハイアマチュアまで通用するカメラです。