海外でも高い人気を誇るカメラを製造する「SONY」は、2010年10月に「α580」を欧米で販売しました。
日本では売れないだろうと見込んでか国内では未発売のモデルですが、コアなファンは輸入して手に入れるなど国内でも多く流通しています。
エントリー機としてα580と同時にα560が発売されています。
この似たような2機種はスペックを重要視するユーザー向けのα580と、価格を重要視するユーザー向けのα560といった観点で違いがあるとされていますが、実際には有効画素数が違う程度です。
α580の有効画素数は約1600万画素で、イメージセンサーにはExmor APS HD CMOSセンサーを搭載しています。
感度域はISO100からISO25600相当まで確保し、光量の少ない状況下でも明るく撮れます。
画像処理エンジンにはより強化されたBionzプロセッサーを採用しています。
高速連写モードは最大7コマ/秒で、撮影可能枚数は最大で約1050枚。
15点の位相差AFシステムは、そのうち3点が中央部にクロスセンサーを配置しており、オートフォーカス機能がより精度を高めました。
1080pのフルHD動画撮影が録画可能で、写真だけでなく、映像も鮮明に記録できるのがポイントです。
また、スイングパノラマに対応しており、臨場感ある2D、3Dの撮影が可能です。
他では撮影できないような景色を捉えることができます。
マルチショットノイズリダクションを採用し、6枚の連写合成により、ノイズを低減した豊かな表現で写真を記録することができます。
SONYのデジタル一眼レフならではの魅力があるからこそ日本未発売でも手に入れたいと思うユーザーも多い好奇心の沸く一台です。