SIGMA dp0 Quattroは、レンズ性能を徹底的に追求することに主眼をおいて開発されたカメラです。
ディストーションを抑え込むことを最優先に、真っ直ぐなものが真っ直ぐに写るという、当たり前のことを当たり前にできるカメラ製作にチャレンジしています。
これは、できそうでできないミッションで、具体的にはワイド感が不自然に誇張されないことを重視しています。
これは自然でリアルな描写を得るために必要不可欠な要素なのですが、dp0 Quattroではディストーションを極限まで補正して、SIGMA史上で最高クラスの超広角レンズとなりました。
超広角でありながら歪曲収差は1%以下に抑えています。
徹底的に追い込んだ性能も魅力的で、広角のdp1モデルをも上回る画角の最もdpらしいdpと言っても過言ではありません。
また、dp1を上回る91°の画角を確保するなど、強烈なパースペクティブを十二分に活かした超広角レンズによって、新しい写真の撮影を可能としています。
コードネームが0(ゼロ)と命名されて開発が進められ、モデル名にも0を付けていますが、これはゼロベースですべてのものを見直す意志の表れでもあります。
このように、今までのカメラの常識をくつがえすような、ハイクオリティなカメラに仕上がっています。