中国製のフィルム二眼レフカメラと言えば、1963年に中国上海のカメラメーカーである上海海鷗照相機(現SEAGULL)のカメラです。
名前は「海鴎(ハイオウ)」といい、このカメラのロゴマークにも使われています。
海鷗4シリーズとして数機種を輩出しています。
性能は一定のレベルを保っており、描写性能や機能面で特に問題となるような点もありません。
搭載されているレンズも75㎜でF3.5と当時としては標準的なレンズを搭載しています。
近年でも新品の機種を手に入れることが出来るため、新品を手に入れにくい二眼レフカメラの中でも大変貴重な存在です。
最新機種はロゴマークがSEAGULLになっており、クランク巻き上げやセルフコッキング方式を採用するなど、外観や機能面も近代的なものになっています。
ノブ巻き上げ方式などのよりクラシックなものを求めるなら、古い機種を中古市場で手に入れるのがよいでしょう。
番号 | 日本名 |
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1 | Seagull 4A |
2 | Seagull 4B |
3 | Seagull 4B1 |
4 | AUTOMAT GOLD |