Rollei 35シリーズは、ドイツの名門カメラメーカー、ローライが開発したフィルムコンパクトカメラです。
その中でも初期型であるRollei 35は、1966年に発売されました。
50年以上も前に作られたとは思えないほど、隅々まで工夫が凝らされた設計となっており、それでいてサイズもコンパクト。
レンズもドイツ製のカールツァイステッサーを採用しており、非常に高い品質を誇っています。
また、コンパクトなボディに対して、ファインダーが大きめでクリアで広い視野を確保できるため、風景の撮影にもおすすめです。
コンパクトながら、ユーザー目線で使い勝手をとことん考えられているので操作性も抜群。
無駄を省いたシンプルな設計により、快適に写真撮影を楽しめます。
完全機械式のカメラであるため、露出合わせは目測で行う必要がありますが、使い込むほどに馴染んでいく感覚は、写真を撮る喜びをより大きなものにしてくれます。
長い歴史を持つカメラですが、今使っても新鮮な撮影を楽しめます。
また、Rollei35が発売された当時はモノクロフィルムが主流だったので、モノクロでの撮影にも対応しています。
オーバーホールを繰り返し、きちんとメンテナンスをしていればずっと使い続けられる点も完全機械式ならではの「一生モノ」のカメラです。