
Rolleiから2003年に発売された6×6の二眼レフカメラの ROLLEIFLEX 4.0FW。
本機は、広角レンズであるカールツァイス・ディスタゴン55mmF4を搭載した往年の銘機「ワイドローライ」を現代に復刻させたものです。
おなじみの四角いフォルムに巻かれた本革のブラックレザーや照り輝く白銀のレンズは美しく、見ているだけでも楽しめるカメラです。
従来のワイドローライよりもさらに広角なシュナイダー銘のスーパーアンギュロン50mF4が使用されています。
ライセンスの関係上、現行モデルではローライ銘のWアポゴン50mmF4が使用されているため、シュナイダー銘レンズは中古でしか手に入りません。
6×6フォーマットの広角レンズによる描写は、横長に広いというより奥行きが強く立体的にシーンを写します。
非常に抜けがよく、ディテールを崩さず鮮やかにシーンを再現する描写力は圧巻です。
TTL測光とTTLオートフラッシュ機能を備え、フィルム感度の最高値も6400であるため、撮影条件の厳しい環境に対応できる仕様です。
フィルムの巻き上げは一コマ目で自動停止し、二重露光防止機能もついているため安心です。
往年の名機ワイドローライを復刻させた二眼レフカメラは、ROLLEIFLEXファンだけでなく、多くのカメラ愛好家やコレクターが注目する人気商品になります。