Rolleiの ROLLEIFLEX 4.0FTは6×6の二眼レフカメラで、2011年に発売されました。
1959年に発売された名機「テレローライ」の後継機といえるカメラであり、シュナイダー銘テレクセナー135mF4のレンズを使用しています。
現在はライセンス上、ローライの銘Tアポゴン135mF4しか販売されておらず、シュナイダー銘レンズは中古市場においてのみ手に入れることができます。
どちらのレンズもローライ独自のHFTコーディングが施され、細部にいたるまで美しく写す描写力を備えています。
往年のテレローライと比べて最短撮影距離が2.5mから1.5mと大幅に短くなり、ポートレートやスナップなどの撮影がしやすくなりました。
単焦点レンズであるため撮影距離は自分で移動して調整しなければなりませんが、少し遠くのものを写す際にキレイなボケを演出したい場合、被写体を強調したい場合などに向いているカメラです。
さらに軽量化されコンパクトになったため、機動性もアップ。
TTL測光機能とTTLオートフラッシュ機能を備え、中央重点測光で適正露出を計算してくれます。
パララックス自動補正機能もついているため、ファインダーとレンズとのズレを心配する必要はありません。
テレローライを復刻させたROLLEIFLEX 4.0FTは、多くのクラシックカメラファンや二眼レフカメラ入門者に人気の商品です。