Rolleiの Rolleidoscopは1926年にフランケ&ハイデッケ社から発売された三眼レフカメラです。
立体的に見えるステレオ写真を撮影するカメラですが、後の有名な二眼レフカメラ「ローライフレックス」のベースとなった歴史的一台になります。
ステレオ写真の見方は少しコツが必要になりますが、3Dのように立体的に浮かび上がる写真は見る人を楽しませてくれます。
かなり大きく重みもありますが、ストラップを通す金具もついているため手持ち撮影で落とす心配もありません。
ローライフレックスとは異なり横長のカメラになりますが、グリップがよくじっくり撮影できます。
左右のレンズはそれぞれ被写体を撮影するためのレンズであり、真ん中のレンズがファインダー用です。
それぞれのピントはボディ横のダイヤルで調節しますが、三つのレンズが同時にくるくる回る姿は愛らしく魅力的。
真ん中のレンズ上にあるレバーを引いてシャッターをチャージし、正面から見て右上部のレリーズボタンを押すことでシャッターが切れます。
レンズシャッターであることでシャッター音はとても小さいため、自然なシーンを撮影することに向いているといえます。
中古カメラ市場で希少価値の高い三眼レフカメラは、クラシックカメラファンやコレクターに人気のある商品です。