Rolleiflex 2.8C xenotarは1953年頃に発売された6×6cm判の二眼レフカメラです。
二眼レフといえばローライのローライフレックス、という方も多いのではないでしょうか。
2.8CにはF値2.8のレンズを搭載したモデルですが、レンズにはSchneider社製のXenotarとCarl Zeiss社製のPlanarを搭載したモデルが存在します。
1260350から129999のシリアルナンバーが2.8Cとされており、ピントノブを大きくして操作性をより良く改良しています。
また、二重撮影機能も追加されています。
当機は、Schneider社製のXenotarが搭載されており80mm大口径のレンズです。
絞りは10枚の羽根により構成されています。人気です。
絞りがほぼ綺麗な円形をしているため、描写が柔らかく自然なタッチになります。
2.8Dからは5枚になってしまうのでローライフレックス2.8の中でも非常に人気が高い機種です。
Xenotar特有の明るいレンズは、柔らかさの中にもシャープな印象を醸し出してくれるのでポートレートなどにも非常にお勧めです。
またウェストレベル式ファインダーとなっており、撮影者が下を向きながら撮影するので被写体に影響なく自然な空気感を切り撮ることが出来るのです。