Rectaflex S.p.A.は1947年〜1953年の6年間イタリアで製造していたカメラメーカーです。
ペンタプリズム搭載で35mm版一眼レフカメラの中では最古といわれているため、クラシックカメラファンには魅力的なカメラです。
1953年に倒産しましたが、リヒテンシュタイン公国の皇太子から支援を受け1956年にリヒテンシュタインで後継機を製造しています。
リヒテンシュタインに移転後はレクタフレックス・リヒテンシュタインと名称を変え区別されています。
クラシックカメラとしても人気の高いレクタフレックスのカメラですが、ボディしかつくらずレンズは様々なメーカーから供給されていました。
フランスのアンジェニューやドイツのカール・ツァイス、シュナイダーなどです。
レクタフレックスのM42スクリューマウントは、クイックリターンミラーではないためミラークッションもなくシャッター音は静かです。
露出計はなく、フィルム巻き戻しはノブで行います。
短い製造期間の中で生まれた機器は希少性が高く、市場に出回ることが少ないため幻のカメラメーカーです。
Rectaflex S.p.A. フィルム 一眼レフMF はこちら
番号 | 日本名 | 発売年月日 |
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1 | Rectaflex 1000 | 1949年 |
2 | Rectaflex Standard Series B.4000 | 1950年頃 |
3 | Rectaflex Junior | 1951年 |
4 | Rectaflex 1300 | 1952年 |