PHASEONEは1993年にデンマークで設立された会社で、カメラ業界に参入するまでは印刷に用いるドラムスキャナの開発や販売をおこなっていました。
ですが、創業者が写真は今後デジタルに変わっていくことを察知していたこともあり、デジタルカメラ向けのデジタルバックの製品開発をおこなってきました。
PHASEONEのデジタルバックは、開発当初は今のような1ショットタイプで撮影するタイプではなく、スキャンタイプというフラッドベッドスキャナがカメラになったようなシステムで、このシステムを中判カメラのフィルムバックの代わりに取り付けて撮影するタイプでした。
このスキャンタイプ開発以降徐々に製品が1ショットタイプへと変わっていき、このころの初期モデルには1996年リリースにリリースされた「Photo Phase」などがあります。
デジタルバック事業以外の他にも、2018年には1億5100万画素の中判カメラシステム、Phase One「XF IQ4 150MP」の発表、受注を開始しました。
このカメラの特徴は、1億5100万画素 裏面照射センサー(BSI)採用し、カメラ内で画像の編集・処理をおこなう「Capture One Inside」を実装しています。
また、Wi-Fi / USB-C / Ethernetでの接続、XQD / SDメモリーカードをサポートも可能としています。
PHASE ONE 買取実績