PENTACONは1964年に東ドイツで誕生した、カメラメーカーであり、そのブランドでもあります。
PENTACONの魅力は2点あります。
1点目は、6×6版で正方形画面のカメラでありながら、35mmフィルムの一眼レフカメラを拡大したような感覚が楽しめる点です。
2点目はカール・ツァイスのレンズを安価で楽しめる点です。
カール・ツァイスといえばハッセルブラッドですが、ペンタコンシックスであればハッセルブラッドよりも手頃な価格でカール・ツァイスのレンズを楽しめます。
その理由は、ドイツが分断された際、光学メーカーであったカール・ツァイスも西東で分断されハッセルブラッドは西ドイツ、ペンタコンシックスは東ドイツで製造されたからです。
東ドイツのカール・ツァイスは正しくはカール・ツァイス・イエナが正式名称です。
多くのレンズの中でも人気があるのはFlektogon(フレクトゴン)50mmF4広角レンズです。
このレンズは製造から40年以上経っているにもかかわらずレトロフォーカスでありながら歪曲収差が補正され解像力、コントラストも良好です。
数多くの人気機種を生み出しているPENTACONの製品ですが、機種の数ほど改良の努力がみられクラシックカメラファンだけでなくオールドレンズファンにも根強く人気のあるカメラメーカーです。
番号 | 日本名 | 発売年月日 | レンズマウント |
---|---|---|---|
1 | PENTACON SIX | 1966年 | ペンタコン6マウント |
2 | PENTACON SIX TL | 1966年 | ペンタコン6マウント |
3 | PENTACON Super | 1968年 | M42マウント |
PENTACON 買取実績